健康第一!精神的苦痛から実際に退職した体験談と手順

退職

嫌だ嫌だと言いつつ、どんなに辛くても会社に行き続けて精神的限界を迎えてしまった人

えぇ私のことです

ただしそんな生活も終わりを告げたのです。

なぜなら会社を辞めたから!

私は仕事内容が合わず精神病になるくらいのストレスを抱えていました。

寝るたびに
「明日行きたくないなー」
と思い、毎朝起きるたびに
「あー…行く気が起きない」
と思いながら重い足取りで会社へ向かう毎日でした。

原因は仕事内容があまりにも合わなかったことです。
社内でしか活かせないスキルしか学べない、自己成長が無い、仕事にやりがいやモチベーションが一切持てないという悩みがあり、その上会社的な原因として経営不振と体制変更で今後の成長が望めないというものがありました。
そしてやる気モチベーション一切なしの中でも納期がキツくて毎日追い込まれながら仕事を行っていたのです。

そのうち
「仕事の時間が無駄すぎる…」
「仕事に意味が見いだせない…」
「仕事をやりたくない…」
と思うようになり、ストレスが蓄積していったのです。

あくまで仕事内容が1番の原因だったので救済として異動を申し出してました。
しかし申し出から3ヶ月経っても実現せず、異動の話もほとんど進んでませんでした。

後に聞いた話だと7ヵ月後に異動させるらしかったです…あまりにも遅い…

精神病になるくらいストレスを抱えていても退職までは悩みに悩みました。
「今辞めて今後大丈夫か」
「仕事が忙しいから落ち着くまで辞められない」
「今辞めたらチームメンバーに迷惑がかかる」
と思い、中々言い出せなかったのです。

悩みに悩んだ末に退職するという決断を選んだのには仲の良い先輩に相談したことが要因です。

仕事がストレス、でも辞めるか悩むということを先輩に相談した所、
「仕事や周りは気にせず、自分のことだけ考えた方がいい」
「例え他人の心配しても自分に余裕が無いなら人に優しくできないよ」
と言われてハッとしたのです!

「自分に余裕ないのに自分以外のことを考える必要はない!」
「自分に余裕がない時に周りのこと考えても気遣えないので意味ない!」
という大切な考えを得ることができたのです。



今まで仕事や周りへの心配が足かせになっていたので、早速仕事や周り以外の自分の体の声のみを聞いてみました。
そうしたらもう無理限界と言っていたので、これは辞め時だと判断して退職を決断しました。

辞めるか辞めないかは結局自分次第なので、仕事や周りどうこうではありません。
それで重症化しても誰も責任を取ってくれません
どんなに忙しくても自分の体がもう無理と言っているならば、それが辞め時なのです。


さて、辞める、つまり退職するという決断をしたら上から順に退職作業をしなければなりません。

・直属の上司に退職意思を伝える
・必要に応じて課長や部長との面接をする
・上司等と相談して退職日程を確定させる
・退職届の提出
・事務処理と引き継ぎを行う

ちなみに法律では退職2週間前に退職を言えばいいよとなっています。
会社の規定によっては違う場合があるので辞めようと思ったらまずはチェックしましょう!

退職届はドラマなどですと辞表と書かれた封筒に入れて辞めると言った時に提出しているイメージですが、正しくは伝えた後に提出なので注意しましょう。

この退職作業で最も難しく最も緊張する場面が、最初の上司に退職意志を伝えるという部分です!

退職意思を伝える時って人生で3本の指に入るくらい緊張します。

「今日こそは辞めることを伝えるぞ!」
「いや…明日にしよう」

こんな調子でなかなか言い出せずにどんどん先延ばしにしていったものです。

1週間位躊躇してやっと
「ちょっとお話したいんですけど朝礼後に30分程度いいですか」
と言い出せました。

好きな人に告白でもすんのかってくらいモドモドしてやっと言えた感じです。

まずはチームリーダー(係長)に退職意志の詳細を30分ほどで伝えました。
伝えたものは退職要因、体調について、原因の詳細くらいだったと思います。

その後、部長、課長と3人で面接し、似たようなことを伝えて、具体的な日程や引き継ぎなどの詳細を話し合いました。

私の場合は体調が理由なので、上長達としても繁忙期だけど無理をさせられないという認識だったらしく、その日の内に話が進んでかなりスムーズでした。



まぁどんな繁忙期でも体調が理由なら認めざるを得ないですよね。

面接をもって退職意志の伝達は終了です。
後日退職届を提出し、残るは事務処理と引き継ぎです。

事務処理はロッカー整理と鍵の返却、保険の解約などなど10個ほどやることがあり、意外にボリューミー

引き継ぎはもはや引き継ぐ人がいないレベルの社員不足なのでやっていることを紙にまとめて終わりです。

退職意志を伝えたあとはトントン拍子で事が進み、つっかえることがありませんでした。

退職意志を伝えた後に仮に引き止められても「無理です!!」と言って突き通す予定だったのですが、スムーズに進んでくれたお陰で気まずい思いをせずに済みました。


辛かった辛かった会社生活からこれでおさらばです!!
今ではなぜ体調を崩してまで仕事をしていたのだろうと思います。

責任感が仕事のほっぽりを許さないので
「仕事を終わらさないといけない!」
と自分のことを追い込んだり、
「今辞めたらチームメンバーはどうなる」
と人の心配をしたり、
「仕事が落ち着けばなんとかなるかもしれない」
なんて無い望みにかけていたり
今思うとそんな無理する必要なかったのに…と思います。

しかしその中でも
残業をせずに一区切りついたら帰宅することの大切さ、仕事をする中で頑張らない、好きでないことを頑張るのは意味がないなど色々気づきが得られたのはとても良いことでした!

これからの人生に活かしたいと思います。
同じく精神的理由で悩んで辛い思いをしているならば「退職」「休職」をおすすめします。

その会社でまだやっていきたいと強く思っているならば休職、もう会社に見切りをつけたいならば退職を選択しましょう。

一番いけないのは無理をし続けて重症化することです。

それを防ぐための手段が退職か休職なのです。

もしも退職したい場合は最初の上司に退職意志を伝えることさえできれば簡単です!

勇気を出して「ちょっとお話いいですか?」と言ってみましょう!!

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