自然豊かな裏山が自然破壊で道路になって起きた日常的変化

自然豊かな裏山が自然破壊で道路になって起きた日常的変化

どうもなおです!

本日は私の住んでいる地域の環境破壊について話したいと思います!

私の住んでいる場所は普通の人から見れば田舎で、家の裏は山で前は田んぼと川と畑、隣の家までは50mもあり、自然豊かで静かな場所です。
家の前はこんな感じです!

THE田舎ですよねw

こんな場所に住んでいますが最近とても大きな変化がありました。

まず家の真隣に道路ができる関係で山の一部が切り崩されました。
さらに高速道路もできる関係でさらに山が切り崩されて、結構な面積がはげたのです。

結構な大工事なので工事が始まって8年が経ちましたが、まだまだ建設途中という形であと3年~7年くらいかかるのでは?と考えています。

もちろん道路計画は昔から行われることを知っていましたが、実際になると慣れ親しんだ景色が一変してとても悲しいものです。

そんなこんなでここ数年で家の周りがどんどん変化していったのですが、その過程でとても困った日常的変化が起きました…


家の隣で工事の騒音が8年間!!

結構な大工事なので工期も長く、私の家の隣に作られる道路工事だけで8年間かかりました。
私が高校1年生の時から大学を経て社会人1年目までなので相当長かったです…

何が困ったってもうとにかく騒音が困りました。

今まで本当に静かで、日常的に聞こえる音なんて竹と木が風で揺られる音、キジ、ホトトギス、鳩、春はウグイス、夏は蛙と蝉の鳴き声くらいだったので騒音とは無縁の場所でした。

それが8年間も月曜~土曜の朝8時~17時まで毎日毎日家の隣で工事となり、騒音とどうやって共存していくかが最大の課題となりました。
特に困ったのが高校生のテスト前、受験シーズン、大学生のテスト前です。
私は些細な音でも気になって集中力が下がってしまうタイプで耳栓をしながら勉強をするほどの人間でした。

その中で機械音などの騒音は非常に耐えがたいものがあり、どうやって騒音がある中で集中力を維持するかが本当に難しかったです。
いやもう何回「ほんっとうるさい!!!!」って怒りがこみあげてきたかわからないです。

解決策としてはもうできる限り家の外で勉強をする、家で勉強する時も家の中で最も静かな場所を探してそこで行うということを心掛けました。

なんとか毎回テストでは満足のいく結果を出せたので過去の自分を褒めたいですw

社会人になってから一番辛かったのが土曜の騒音です。
休日の土曜日も工事なので朝7時半には音で現場の話し声や機械の起動音で起こされ、寝不足になったことも何度もありました。
というのも金曜日は遅い時間に帰宅することが多くあったので酷い寝不足になってしまったんです。

そんな工事の騒音、出来る限り配慮はしてくれているものの、時に作業内容によってはとんでもない騒音もありました。
朝に頭に響くくらいの騒音で起こされ、たまらず騒音アプリで計測したら80dBだったなんてことも…
80dBって地下鉄の中と同じですから相当ですよ、1日中これは頭おかしくなります。
まぁそれは異常な時で大体は60~70dBってとこでした。

出典:https://www.toho-seiki.com/info04_e.htm

ただ本当にすごいなと思ったのは工事現場の人達です。
冬の寒い日も夏の暑い日も毎日毎日騒音の中で作業してよくできるなってとても思いました。
ゴミの管理はきっちりしてて捨てられることは無いし、家の方をできる限り見ないように気を使って頂いたしそこは助かりました。

本当は工事がないのが一番ですが、やることが決まっている以上こちらとしても割り切らないといけないのです。

そんな家の隣の工事も8年の末、3か月前に終了し、現在は一時的に静かな1日を過ごせています。
今度はその先の工事が始まるのでおそらくまた騒音の毎日が始まるんでしょうけどまぁしょうがないですね…

野生動物の被害増加!!

そして何よりも騒音より困ったのが野生動物の出現です。
山の結構な面積が削られてしまって今まで山だけで完結していた野生動物の生活ができなくなり、人里まで餌を求めて下りてくるようになりました。

出現する動物は猿、猪、熊で、家の田んぼや畑を荒らされるようになりました。

家の貴重な食料なので荒らされるだけで大変困るんですけど何より夜帰宅すると野生動物に遭遇するのが悩みでした。
夜街灯があまりないような地域なのに野生動物に遭遇するのでめっちゃめちゃ怖いんですよ…
しかも私は徒歩で帰宅するので走っても動物に追いかけられたら終わりです。

帰宅も命がけですよほんとに

去年だけでも夜に帰宅して猪に遭遇すること5回その内2回は目の前を猛スピードで横切られる、熊が家のすぐ近くで出没して木が倒される、猿が家の庭にいて襲ってきたりなどなど…

道路ができる前はこれらの動物は一切家の所までは下りてきていなかったんです。
猪や猿なんて見たことなかったですし、熊だって目撃情報すらなかった地域ですから、自然破壊で一変しました。

「これが自然破壊の影響なのか…」と身に染みて感じたものです。

よく動物が人里まで下りてくるようになったってニュースありますけど、あれとかも自然破壊で餌が無くなったから仕方なく下りてきているだけで結局は人間が原因なんですよね

公共事業で色々できて便利になるのは本当に素晴らしいことなんですけど環境マネジメントが甘いんじゃないかと感じました。
野生動物と共存しなければいけないのに、それを考えず、現地の人が苦労する、そんな流れになってしまっているのではないでしょうか。


自然との共存が不可欠!

実際に家の工事が始まって感じたのは「自然との共存が考えられていないのでは??」ということです。
人間の生活向上には公共事業は欠かせませんし、それによって地域が潤うのは確かなことです。

しかし公共事業を行うことが目的になっていて自然のことを蔑ろにしていないか?と感じました。

自然が減って、餌が無くなり、結果的に野生動物の居場所がなくなって人里に下りてくるようになり、駆除される。
昔は山だけで完結していたので人が手出しする必要が無かったのに、これからは動物駆除をし続けないといけません。

都会の人達は「かわいそう」と言うかもしれませんが、こうしないと私たち現地民が死ぬことになりますし、農作物被害を抑えるためです。
これも環境マネジメントをしっかりと行っていなかったツケが回ってきているだけなんです。

計画段階で自然との共存を考えて行えば、少しはマシだったのかな?とも思います。

そう思うと残念で仕方ありません。

これから周辺の工事はまだまだなので、我慢の日々は続きそうです…

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