学生の方で旅行、帰省、就活で長距離移動すること多くあると思います。
実はこの長距離移動する時に学割を使って通常より安く移動することができるのです!
学割を存分に使ってお得に移動する方法を今回は紹介します。
学割の条件
長距離移動の学割は1回の利用で100km以上移動するときに乗車券(切符のこと)を2割引きすることができます。
100kmと言ってもどんなものかわかりづらいので東京駅の方位100kmを載せてみます。
東京駅の場合ですと北は宇都宮、西は甲府、南は沼津あたりですね。
具体的に乗車駅と降車駅が100kmを超えるかわからない場合はヤフー路線検索などを使うと検索結果に距離が表示されてますのでご利用ください。
学割の利用条件
学割を利用流れとしては
①利用する区間が100kmを超えるか確認
②学割証を発行し、記入する
③みどりの窓口で学割証を提示して2割引きの値段で購入
となります。
学割証は名前の通り、学割が使用できることを証明する書類で、大体の場合は事務で受け取ることができるのでわからない場合は学校の事務に問い合わせましょう。
みどりの窓口はJRの駅にある窓口です。しかし全駅にあるわけではないので近くのJR駅にみどりの窓口があるか検索して確認しましょう。
新幹線、特急列車の使用
100㎞を超える移動となると多くの場合は新幹線やJR特急の列車を移動するかと思います。
新幹線、特急列車を利用する場合は乗車券のみ学割が使用できます。
まず新幹線および特急列車の券の仕組みを説明します。
在来線の場合に必要な券は
乗車券(切符)
のみですが新幹線、特急列車の場合は
乗車券(切符)+特急券(席券)
となります。
乗車券は移動するときに普段から購入する切符のこと、特急券は新幹線、特急列車の席を確保するために必要な券です。
先ほども言った通り学割では乗車券が2割引きされるので特急券の値段は変わりません。
例えば東京駅→新大阪を移動したい時
繁忙期で新幹線のぞみ、指定席を利用の場合
乗車券8750円、特急券5900円
→14650円
ですが学割を利用した場合は
乗車券7000円、特急券5900円
→12900円
と1750円安くなります。
新幹線や特急列車利用時に学割でどれくらい安くなるか計算するときは特急券を差し引いた値段で確認するようにしましょう。
学割で複数枚購入したい時
学割を利用しない場合は乗車券と特急券をまとめて複数枚購入できますが、学割の場合ですと学割証が必要なため、一気に購入することができません。
そのため複数枚ほしい時はまとめて特急券だけ購入するようにしましょう。そうすれば指定席の場合ならまとまった席を確保できますし、自由席でも売り切れて乗れなくなったという人も出てきません。
その後、各自学割証を用いて乗車券だけを購入しましょう。
あとがき
私が学生の時はよく学割を利用して旅行に出かけていました。しかし周りに聞くと電車で学割が使えることを知らない人が多かった印象があります。そのため、おそらく今の学生も学割を使えることを知らない人がいるのではないかと思い、今回紹介しました。帰省、旅行、就活と何かと使える機会があると思いますので是非ご利用ください。
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