こんにちはなおです!
普段過ごしていると必ず「あの人はいいなー」とか「あいつは偉くなったのに俺はだめだ…」と思うことってありますよね。
いわゆる人と比べる行為です。
人間誰しも人と比べることだってあります!!
正直人間の性なのでしょうがない行為なんですけど、1番怖いのが人と比べすぎて自分が落ち込むことです。
人と比べて落ち込むと自分に対して自信も無くなりますし、何より精神を病みます。
そんな私も前職にいる時はうつ病だったということもあって良く人と比べてました…
私は仕事内容があまりにもやりがいやモチベーションを感じない、
そしてとてつもなく忙しい仕事だったので
「あの人の仕事ができたらモチベーションとか上がるんだろうな…」
「自由に生きている人が羨ましい…」
「あの人の行っている業界に行けたら楽なんだろうな…」
なんて人と比べることを頻繁にしていました。
その度に「あの人は良い生活している、いい仕事をしているのに自分はなんでこんなことしているんだろう」って落ち込んでいました。
冷静に考えてこの人と比べるという行為って意味ありますかね?
えぇその通り、人と比べる行為は自分を苦しめるだけで全くの無意味なのです。
私は現在この無意味さに気づいて人と比べるという行為をあまりしなくなりました。
結果、以前のように人と比べて落ち込むことが無くなり気持ちが楽になったのです!
しかしいきなり「人と比べることは無意味だからやめてね」と言われても難しいですよね。
そのため今回は人と比べるという行為について分析して、どのくらい無意味な行為なのか、そして落ち込まないためにどうするべきかを見ていきたいと思います。
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人と比べるという行為の無意味さ
人間はどんな人でも人と比べます。
もうこれは防ぎようが無い心理的行為なんです。
私の友人に家はお金持ち、自分は薬剤師で初任給800万円の人がいます。
普通に見ても24歳で800万円、しかもお金持ちなんて羨ましすぎますよね。
しかし彼は歳が近い人で独立して年収2000万円の人と比べて羨ましいと言って落ち込んでいました。
そんな友人は800万円も稼いでいるので車は高級外車で優雅に散発しています。
普通に充実していますし、羨ましいですよね。
しかし彼は独立して2000万円の人を見て本気で落ち込んでいるんです。
私のような普通の人から見ると「いやいや、お前も十分すごいんだから比べる必要ないでしょ」と思うのですが、彼は自分より恵まれている人しか比べる対象にしていません。
そもそも独立して2000万円稼いでいる人が恵まれているかどうかも怪しいです。
冷静に考えてみても年収2000万円の人は独立しているので収入は一定では無いですし、もしかしたら0になる可能性もあります。
そうなると収入が無くなる恐怖心と常に戦って疲れている可能性もあるのです。
しかし私の友人は「独立、年収2000万円」と言う部分だけを見てきっと充実しているんだろうと妄想しています。
そして落ち込んでいるんです。
これを見て生活が充実している友人がなぜ比べて落ち込んでいるかよくわかなんないですよね。
「24歳年収800万円、家がお金持ち」なんてかなり恵まれているし、頑張ればもっと年収を増やせます。
しかも生活は充実していて否の付け所がありません。
普通に考えたら人と比べて落ち込むなんてことはせずに生活を楽しめばいいですよね。
しかし考えてみてください、実は私達の比べ合いもこれと同じなんです。
自分では自分のことを恵まれているとは全く思わず、
自分より恵まれている人を見ると「羨ましい…」と思い、
その人はきっとこんな幸せな生活をしているに違いないと妄想し、
そして「自分はなにしてるんだろ…」と落ち込む。
私達も人と比べることで友人と同じようなサイクルを起こして、苦しんでいるんです。
では少しわかりやすく人と比べるという行為をまとめてみると
・常に自分より恵まれている、幸せな人としか比べない
・「自分は恵まれている」という考えは一切ない
・相手の1部分だけを見て「きっと幸せに違いない」と妄想する
・自分がどんなに恵まれていても、上だと思う人を探して比べる
という感じになります。
かなり無駄だと思いませんか…?
結局人と比べることにゴールは無いので、人と比べるという行為は延々と恵まれている人を見つけては落ち込む…を繰り返す負のスパイラルを辿るだけです。
ではなぜ負のスパイラルを辿る、人と比べることをしてしまうのでしょうか。
もちろん様々な要因はありますが、1つの大きな要因として「押し付けられた価値観の影響」が挙げられます。
押し付けられた価値観の影響
押し付けられた価値観とは「これは〇〇であるべき!〇〇じゃない人は不幸!」といった固定観念のことです。
例えば結婚していないと不幸、こどもがいないのは不幸、平均年収を超えていないと不幸みたいな世間一般に浸透している考えのことですね。
結婚に興味がなくて別に結婚していなくても幸せな人はいるし、こどもがいなくても幸せな人はいるし、平均年収以下でも幸せな人だっています。
しかし世間の押し付けられた価値観に影響されて「自分はこうじゃないとダメだ!」「自分もこうしないと負け組だ!」といったように自分を押し込めてしまいます。
そうすると自分が乗り遅れたと感じ、自分が失敗している感じがして「自分ってダメじゃん…」となってしまうのです。
決してそうではないのに…
結局の所自分の幸せ、自分の恵まれている状況というのは人それぞれです。
皆が同じ幸せをもっているわけでもないし、みんなが同じことを恵まれていると感じません。
それなのに「こうなれば誰だって幸せなんだよ!それができていない人は不幸!」みたいなレッテルを張られて結果的に人と比べてしまっているのです。
何が恵まれているか、幸せなのかというのは人それぞれです。
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自分で考えてみる
幸せ、恵まれていると感じるのは人それぞれで誰しもが同じではありません。
そのため、世間一般の言っていることが全て正しいと思わず、自分で考えてみることが必要なのです。
なるべく時代や世間に踊らされず、人と比べて勝った負けたと考えない、誰か1人の言うことだけを鵜呑みにしすぎないようにすることで振り回される人生から少し解放されるでしょう。
自分できちんと考えると
自分は結婚できていない、世間では結婚できていない=不幸と言っているけど、本当にそうかな?
あの人は独立で2000万稼いでいるというけど、独立ってそこまでの過程がとんでもなく大変だし、そもそも安定していないしたぶん結構怖いよな。
私にはこどもいなくて世間一般だと不幸の部類らしいけど、好きなように生きているし全然幸せじゃない?
と言ったように、考えが変化し、人と比べて自分は負けている勝っていると考えて落ち込むことが減ります。
実際、昔の私は人の年収で人の価値が決まると思っていました。
そのため年収が高い人がとにかく羨ましくて、いいなー俺はたった320万円だよ…と落ち込むことも多かったんです。
しかし年収が高いからといって全員が全員幸せという訳でもないし、そもそもお金持ちは相応の努力をしているということに自分で考えたことで気づきました。
そのため、お金持ちの人を見ても「この人は相当努力したんだろうな」、「その事業に興味が持てるなんてすごいな」と感じるようになったのです。
その他自由に暮らすというのにも非常に憧れて、自分はなんでこんなに毎日働いているんだろうと思っていました。
しかし自分で考えるようになると「自由なことをして暮らしています!」という人を見ても「安定収入が無いのは結構怖いしそれに打ち勝つくらいその人はすごいんだ」、「自由だと自分をセーブするのが難しいし自由でやっていけているのはすごい」と考えるようにもなりました。
こうすると非常に考えが楽になって逆に自分も挑戦してみようくらいの前向きな気持ちになったんです。
そのため、世間の価値観などに惑わされず、自分の考えをきちんともつというのは非常に重要なのです。
人と比べそうになったら1歩立ち止まって周りの雑音を打ち消して「世間や周りはこう言っている、あの人はあのような生活をしているけどどうなんだろう?」と1度考えてみましょう。
そうすることで比べ合い地獄から脱出できるようになります!!
人と比べて落ち込むのはもう終わり!
人と比べるという行為は
・常に自分より恵まれている、幸せな人としか比べない
・「自分は恵まれている」という考えは一切ない
・相手の1部分だけを見て「きっと幸せに違いない」と妄想する
・自分がどんなに恵まれていても、上だと思う人を探して比べる
という無意味なものです!!!
人と比べて自分が落ち込むのをやめるためには、なるべく時代や世間に踊らされず、人と比べて勝った負けたと考えない、誰か1人の言うことだけを鵜呑みにしすぎないようにすることです。
そして世間一般、時代の固定観念を無視して自分で考えることが非常に重要なのです。
自分の幸せ、恵まれているという価値観は人によって全く違います。
自分の幸せはきっとこうだ!きっとこうなんだ!と決めつけずに比べ合い地獄から解放された人生を歩みましょう!
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