青森県を走っているローカル線の五能線
そこを走っている小さな無人駅の驫木(とどろき)駅をご存知でしょうか??
私は前々からこの驫木駅が気になっていました…!
それは駅前に海が広がっていてロケーション最高の秘境駅だからです!!
2002年には写真写りのいい秘境駅を題材にする青春18きっぷのポスターに使われたほど
そんな驫木駅に訪問する機会ができたので今回訪問してきました!!
この記事ではその時の訪問記録を詳細に述べていこうと思います!
驫木駅訪問時の旅行記は以下
「1日1550円で乗り放題!!北海道東日本パスを使って節約東北旅行をしてみた!4日目(驫木駅、弘前)」
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驫木駅に向かう!
旅行日程の関係で驫木駅には下り側、つまり秋田県側から青森県側に向かうルートで向かいます。
しかし驫木駅は秘境駅と言われているだけあって本数が非常に少なく、午前中の下りは3本しかないんです!
その中でも1本目はあまりに早すぎるのでパス、ということで下り2本目で訪問し、3本目で次なる目的地に向かうという感じにしました!
しかし下り2本目に乗るにはダイヤの関係で五能線沿いに宿泊しないといけません。
ただし五能線沿いは宿発施設がめっちゃ少ないんです…
上り側なら弘前や五所川原などそれなりの駅があるんですけど、下り側は検索してもポツポツ数軒がある程度でした。
それでも根気よく探すと深浦駅に温泉旅館があることを発見し、驫木駅を訪問するために予約!!
前日は温泉でゆったりリフレッシュし、翌日、深浦駅7時27分発弘前行きに乗車
7時27分驫木駅に到着!
驫木駅の外側
驫木駅に到着したので色々観察してみましょう!
まずは駅からの景色です!!
見てくださいこの景色!!
駅前は日本海のみ!これぞザ・ローカル駅ではないでしょうか!!
運のいいことに本日は気持ちのいい快晴で空も海も青い!!
いやー見ているだけで気持ちいいですなー
ホームにいると聞こえてくるのは波の音、草の揺れる音、虫の鳴き声など
時が過ぎるのをつい忘れてしまいます。
毎日忙しい人にとっては最高の休息になるのではないでしょうか!
ホームから秋田県方面を見てみると、汽車なので架線が無く、とてもすっきりしています。
線路には雑草なども無く、きれいな単線です。
待合室を秋田県方面から見るとこんな感じ
手前に駅トイレの下水のマンホールがあります。
待合室に貼られている駅名標です!
表面が結構はがれています。
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ホームにある駅名標はこんな感じ
結構きれいな感じなので定期的に新しくされているんですね
青森県方面から待合室を見るとこんな感じ
電柱や設備があります。
駅の裏は大きな道路になっています。
ホームには何やらベンチが
木のベンチはだいぶ朽ち果てています。
そして手前には何やらあります
カバーがかぶさっているものは日時計でした!
これを見れば夕日があとどれくらいかわかるかも?
もう1つは地図と夕日の方角が書かれたものですね。
日本海が真ん前なので夕日はかなりきれいなんでしょうなー
ホームをある程度散策したので次に駅を真正面から見てみました。
この木造待合室と海のセットが最高ですね!!!
ローカル駅って感じがめっちゃします!!
真正面からの駅名標を見てみます。
木でできているというのもローカルな感じを増大させます。
駅の前には唯一の建物がありますが、様子からして間違いなく空き家でしょう。
ちなみに驫木駅から一番近い集落でも徒歩30分とめちゃめちゃ離れています。
駅周辺ではその集落くらいしか人家がないので、驫木駅利用者のほとんどはその集落からでしょう。
といっても定期利用者は1日1~3人程度らしいですが…
道路を少し上って高台から撮影
この角度からだと全体がよく見えます!
もう少し高台に行って真正面を撮影
海がめちゃくちゃきれいです。
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驫木駅の待合室など
では木造の待合室の中に入りましょー!
中はこんな感じできちんとしています。
しかし暖房設備がないので津軽の冬はかあんりきついことでしょう…
ホーム側の壁はこんな感じになっていて時刻表などが貼られています。
青森方面はこんな感じで制御盤や監視カメラなどの電子設備があります。
無人駅といえどセキュリティはきっちりしています。
ではもっと詳しく見てみましょう!!
まずは時刻表
上りは1日5本、下りは1日6本と青森方面の運用に少し特化しています。
ちなみに私は下り7時42分ので訪問し、9時43分ので帰ります。
秘境駅にしてはまぁまぁな本数がありますね。
次に運賃表
五能線と奥羽本線だけ表示があります。
今回は北海道東日本パス(1日1550円)で訪問したんですけど、驫木から弘前まで行けばほぼ元がとれちゃうんですね…
北海道東日本パス恐るべし
秋田県方面側の掲示板には注意書きとなぜかハロウィン系のストラップがありました。
にしても落書きが多いですねー
駅泊する人が多いのか禁止の張り紙も
五所川原駅長からの案内ということで、離れているのに驫木駅は五所川原駅が管轄なんですね…
驫木駅を空撮した写真でしょうか
海と駅がよく見えます!
こちらは夕日の驫木駅
夕方に来るとまた違う美しさがあります!
ホーム側の掲示板には何も貼られていませんでした。
昔は保育園の園児の絵でも貼られていたんでしょうか。
道路側にはきっぷ入箱がありました。
この中には果たしてきっぷが入っているのか
どっかしらの壁にはwikipediaの印刷物が貼ってありました。
秋田県側には短いベンチがあり、大量の駅ノートが置かれています。
さすが人気の秘境駅
確か4冊とか5冊とかそれくらいあったような
最新版の中身を少し見てみましょう!
一番の強者は中国から訪問してきた人が!!
もちろん多くの人は日本人で全国各地からの訪問者がいることがわかりました。
駅ノートを見ただけでも1日1~3人書き込んでいるので毎日結構な訪問者がいることがわかります。
せっかくなんで私も書いてみました!
今日もまた多くの人が訪れることでしょう。
あと1時間暇なんで外の朽ち果てたベンチ付近でパソコンをいじって待ちます。
外にいるとちょいちょいバイクや車での訪問者が来ました。
その他にもJRの保安員らしき方が来て待合室の掃除をされていました。
このような秘境駅の無人駅でもきちんと維持管理されているんだなぁと感じます。
途中通過の快速電車が
時刻表を見ておらず汽車が来ると思ってなかったんで不意をつかれてよく撮れませんでしたw
外でゆっくりすること1時間で予定の汽車が到着!!
今回、2時間ほど驫木駅に滞在しましたが、所々で訪問者がいるなど結構人気な秘境駅であると感じました。
まぁこれだけ最高な駅があれば来たくなりますよね!!
天気にも恵まれ、なおかつ保安員さんの掃除風景など非常に珍しいものも見れました。
そこまでいろんな駅に行っているわけではありませんが、驫木駅は今まで見た駅の中でNO1です!!
癒されたいとき、何か嫌なことがあったとき、心を癒すのに最高の場所のように感じましたね。
五能線沿いに訪問する予定の方はぜひ頑張って驫木駅を訪問してみてください!
ではまた!
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