【正社員派遣】大手でもブラック派遣会社は存在する!!後悔しないための注意点と面接での確認ポイントまとめ3選!!

転職活動

こんにちはなおです。
私は新卒入社の会社を退職、転職し、現在は未経験ながら無期派遣の正社員としてプログラマとして仕事をしています。

派遣の正社員って何??という人は
未経験プログラマ転職でおすすめは無期派遣企業一択!!実際に転職した私が派遣について徹底解説!」参照

派遣正社員はプログラマ未経験からスタートするのは研修制度の充実、未経験でも応募できるなど利点が多いんですけど全部が全部いい会社ではありません。

中には研修制度がカスカス、紹介される派遣先が酷い所ばかりといったブラック企業もあるんです。
「ブラックなんて求人見ればわかるんじゃないの?」と思った方、
それがそんなわかりやすいものじゃないんです…

私が転職活動をしている時に最上位候補で実際に面接も受けた正社員派遣の会社、A社がいい例です。
A社は時間が経ってから社員のことをろくに考えていないブラックであることがわかりました。
A社は無期派遣会社の中でも結構な大手企業で福利厚生が充実しており、求人やサイトを見ると一見とってもいい会社に見えます。

そんなA社と私の就職した会社が同じ研修所で同じ研修を3か月行ったんです。
研修序盤から中盤は特に問題を感じませんでしたが、研修終盤になると「あれっ??」と思うことが起きました。
研修終盤になると派遣先を見つけるために職場見学(顔合わせ)を行うんですけど、A社の紹介する派遣先や派遣先の決め方がやばかったです…

例えば労働者派遣法で禁止されている孫請け派遣、職場見学に何人も連れていって選別することをするなどを行っていました。

孫請けとは派遣先でさらに派遣する行為でもちろん禁止。
職場見学は実質顔合わせなので選抜行為は禁止されているのですが、完全に必要人数以上を連れていくなどやりたい放題。
そのため派遣先を決めるのに4社、5社も職場見学をしている人がほとんどでした。(私の就職先は1社でみんな決まってます)
A社の社員は「転職活動をしているみたい…」と嘆いて、不安な顔をしていました。

このようにA社は法律を守らず、社員のことを考えず、とにかく派遣先を見つけて社員に働かせるだけという社員にとっては最悪な会社ということが判明しました。

転職活動の時、A社はとてもいい会社であると思っていたので、私も面接が通ってA社の駒として扱われていたかもしれないと思うとぞっとします。
このように一見ブラックじゃないと思ってもブラックな派遣会社ってあるんですね。

ブラック、ホワイトを見極めるには求人、サイトではとても難しいです。
そのため、面接での質問で見極めるしかありません!

とはいえどんな質問をすれば見極めることができるかなんてわかりませんよね。

ということで今回は現役の無期派遣社員である私がブラック、ホワイトの派遣会社を見極めるためのポイントと質問について紹介します。

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どんな会社がブラック?

冒頭でブラック派遣会社について軽く触れましたが、
具体的にどんな点を満たしていないとブラックなのか確認したいと思います。

ずばり以下の3点の内、1つでも満たしていない場合はブラックまたは外れ企業でしょう。

・労働派遣法を守ってない
・研修制度が充実していない
・仕事の紹介が少なく派遣先が決まっていない時は減給や無給にされる

労働者派遣法を守っていない

労働者派遣法とは派遣事業をする上で会社が絶対に守らないといけない法律です。

内容としては派遣労働者に不利益な労働をさせないための決まりが定められています。
派遣労働者を守ってくれる大切な法律なんです。

具体的な例だと孫請け禁止、労働時間の規定、派遣契約の規定、派遣先を決めるにあたっての規定などなど…

とはいえ正直なことを言うと労働者派遣法を全て完璧に守っている企業って実はほぼありません…(笑)
どんな企業でも多少なりともグレーなことをしているんです。

例えば派遣先を決める時に面接行為は禁止されていますが、多くの企業は職場見学という名の実質的な面接を行っています。
とはいえホワイトな企業はほぼ顔合わせ行為になっており、職場見学をして落とされることはほぼありません。
しかし少数ではありますが、落ちることもあるのでとてもグレーな行為であることには変わりありません。

ちなみにブラック企業は冒頭でも述べたようにバリバリの面接となっており、4社も5社も受けるのでグレーを通り越してアウトです。

労働者派遣法で「大切な所」を守っているかを確認すべきです。

研修制度が充実していない

正社員派遣会社に転職する最大のメリットは研修制度が充実していることです。
それが充実していないとなると正社員派遣に転職するメリットがありません。

派遣会社としても最大の魅力が研修制度なので面接の時に絶対に紹介されます。

最低ラインとしてはレベル別に応じたきちんとした研修が受けられる、きちんとした教育制度があることです。
どんな研修制度があり、それは魅力的かどうかを必ず確認しましょう。

仕事の紹介が少なく派遣先が決まっていない時は減給や無給にされる

派遣という性質上、派遣先が決まっていないと現場での労働はできません。
会社にとっては派遣先で働いてくれないとお金にならないわけですが、正社員なので労働と言われることをすれば基本給をもらうことができます。

しかしブラックの場合は絶対に減給や無給といった正社員とは思えない扱いを受けるのです。
しかも仕事の紹介が少ないので給料は不安定で生活もままならない状態になります。

こんなのでは正社員の意味が無いですよね…

そのため、現場で働いていない時の扱いは必ず確認する必要があります。

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質問でブラックを見極める

どんな点が劣っているとブラックかがわかった所で次に以下に該当しないかを質問で見極めましょう。

・労働派遣法を守ってない
・研修制度が充実していない
・仕事の紹介が少なく派遣先が決まっていない時は減給や無給にされる

労働者派遣法を守っているか見極める

派遣会社は表向きでは派遣法を守っているので「派遣法守ってますか?」と聞いても意味がありません。

労働者派遣法を根っから守っていない企業は派遣先を決める時にボロが出ます。

派遣先が決まる流れは以下の通りです。
[1]営業が派遣先とコンタクトを取る(こちらは関係なし)
[2]営業と必要人数を連れて派遣先に職場見学(大体営業と2人きりで行く)
  ※職場見学は派遣先の課長や係長などと顔合わせをする行為
[3]派遣先と労働契約
[4]指定の時期になったら派遣先で労働

なんとなく流れがわかったでしょうか?

営業が派遣先とコンタクトを取るときは本人の希望を考慮したり、
派遣先の要望とマッチをしているかを十分に考慮し、
話詰めた段階で職場見学を行います。

仮にブラックの場合は話を全然詰めてない、
派遣先本人のことを全く考慮していない状態で職場見学を行います。
とにかく数打ちゃ当たる戦法です。

こういう会社に当たらないためにも「派遣先を決めるときはどうしてるの?」、
「どういう感じで派遣先と契約までいくの?」という所を確認する必要があります。
後は念のため孫請けが無いか確認しましょう。

確認ポイントは以下の6点です。

1,派遣先を決める時はどうやって決めているか。
→普通の会社ならスキルと本人の希望を考慮して選びます。
2,その際面接はあるのか。
→ないならOK、普通は職場見学で面接要素はほぼ無い(多少はある)
3,(ある場合は)未経験の場合は平均何社で決まるか
→多くの人は1社ならOK,平均2社以上ならだいぶ怪しい
4,営業と自分の二人で職場見学を行うのか。
→そうならOK、違う場合は次の質問で確認
5、(ある場合は)募集人数以上に連れて行く場合はあるか。
→あったら論外、数打てば当たる感じで派遣先を決めている
6,派遣先からさらに派遣されることはあるのか。
→要は孫請けなのであったら論外、少しでもあると言っていたらブラックの可能性が高い。

少なくとも以上で全てOKなら労働者派遣法面においてホワイト派遣企業、
NGばかりならばブラック派遣企業といえるでしょう。

研修制度が充実しているか見極める

面接の時に必ずと言っていいほどアピールされることが「研修制度の充実」です。
派遣会社としても自社のアピールポイントは「派遣先の充実」と「研修制度の充実」くらいしかないので必ず言われるはず。

どれくらい充実していたらOKなのかというと個人個人によってラインが異なると思うので一丸には言えません。
研修制度がきちんとあるか、それが満足できるかを確認しましょう。

研修制度がきちんとあるかを確認するためのポイントは以下の2点です。

1,自社研修設備はあるか?
→あればかなり教育に力を入れている会社
2,(もし無いなら)何か研修会社と提携しているか?
→OKなら投資するお金はないものの社員の教育に不自由がないようにしている会社
→(NGなら)教育に力を入れていない可能性が高い

以上でNGではない、なおかつ提示された教育制度に充実していると自分自身が思えば教育制度に問題は無いでしょう。

一般企業がどんな感じの教育制度を持っているか参考までに私が勤めている会社の研修制度を載せます。
・書籍購入制度(上限1万円)
・富士通の研修会社と提携し、200プログラムくらいの中から受講可能
・e-ラーニング制度を外部委託していて受講可能
・winスクールのプランが受講可能
・その他業務に関係あれば有料講習が受講可能

私の会社は自社研修設備は無いものの積極的に研修会社と提携し、充実した研修制度があります。
私が特に惹かれたのが仕事に関係するならば金額関係なく、研修が受け放題なことです。

研修というものはとっても高いもので、winスクールでは20万円、講習会でも3万~15万円くらいします。
それが受け放題なんて太っ腹だなと感じたのです。

このように研修制度に力を入れているかは必ず確認しましょう!

待機の時の扱いを見極める

正社員派遣と言えどもいつか派遣先との契約が切られます。
切られてもすぐ次が決まれば期間が空きませんが、どうしてもそううまく行かない時があります。

この期間を「待機」といい、通常であれば決まった給料が支払われるんですけど、各社によって待遇が異なる場合があるのです。

多くの場合は以下の3パターンのいずれかです。

1,派遣会社に出勤して勉強すれば減給なし
2,必ず自宅待機で減給または無給
3、1か2のどちらかを選べで2の場合は減給

1は派遣会社に出勤してそこで勉強をすることで労働扱いとして減給が全くない状態。
2は1の選択肢が無く、必ず減給されてしまうパターンです。

確認ポイントはただ1つ「待機の時に給料はどうなるか」です。
回答が3か1のパターンならOK、
2のパターンならNGです。

2のパターンの企業は派遣先で働くことが少なく、待期期間が長い可能性があります。
それだと常に減給となり、苦しい生活になってしまうのです…

そうならないためにも必ず確認しましょう!

 

さいごに

気持ちよく働くためには、社員のことを考えてくれている企業に就職するほかありません。

ただし大手企業でも以外にブラックな会社もあり、よく内情を知らない人にとっては見わけがつきません。
入ってから「失敗したな」と思わないためにも今回紹介した以下の3ポイントが当てはまっている企業でないかを必ず確認しましょう!!

・労働派遣法を守ってない
・研修制度が充実していない
・仕事の紹介が少なく派遣先が決まっていない時は減給や無給にされる

ではまた!

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